アメリカ東部の小さな島に、書店が一軒だけあります。店主のフィクリーは妻を亡くしてから、客にも愛想がなく、偏屈に暮らしていました。ある日、店に小さな女の子マヤが置き去りにされます。マヤとの暮らしをきっかけに、出版社の営業担当アメリアや警察署長ランビアーズとの付き合いが生まれ、店主の毎日が色づいていきます。
本と人のつながりを描いた温かい物語として読まれています。「ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ」という言葉が本好きに刺さった、という感想が多く、各章の頭に置かれた短編小説の紹介を楽しんだ人もいました。話の組み立てがよく練られている、という声もあります。
登場人物の掘り下げが浅い、心の動きの描き方が物足りない、と感じた人もいます。筋は予想がつきやすい、という感想もありました。章ごとに紹介される海外の短編は、知っていれば楽しめますが、知らないとぴんとこないかもしれません。
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