主人公は、余命わずかと診断された郵便配達員の男性です。突然現れた、自分と瓜二つの姿をした悪魔と出会い、余命を延ばすための取引を持ちかけられます。その取引とは、一日の命と引き換えに、世界から何か一つを消していく、というもの。電話、映画、時計……大切なものが一つずつ失われていく中で、主人公は愛猫とともに、かつての恋人や親友、疎遠になっていた父への思いに触れていきます。
物語は七つの章で構成されていて、それぞれ曜日ごとにタイトルがついています。紹介している人は、ページ数が少なく文章も読みやすいため、初めて小説を読む人にも向いていると語っていました。
正直な評価として、主人公と悪魔とのやり取りがやや軽く感じられた、という感想もありました。ただし、亡くなった母が残したメッセージが明かされる場面については、印象がまったく違うと語られていて、その一言一言に強く心を動かされた、という感想です。バンド「SEKAI NO OWARI」のメンバーもこの作品を推薦していて、母からのメッセージのシーンだけは何度も読み返した、と紹介されていました。
主人公と悪魔とのやり取りの軽妙さをどう受け取るかで評価が分かれそうです。ある紹介者は、その軽さがこの作品らしさなのかもしれないと述べつつも、自分にはやや物足りなく感じられた、と率直に語っていました。
いちばん見られているのは、ペキョの小説紹介とかの紹介で、一年ほど前に一度読んだあと、ドラマを見たことをきっかけに読み返した経緯と、母のメッセージの場面への率直な感想が語られています(再生回数は2026年9月時点)。