ミステリーとうたわれているけれど、実際に読むと恋愛の切なさのほうが強く残る——この作品を紹介する人が、そろってそう語っていました。
主人公は、広島から神奈川県葉山の岬病院に実習に来ている研修医の男性です。そこで彼は、縁という女性と出会います。彼女は脳腫瘍という大きな不安を抱えていて、外の世界に出ることを極端に怖がっている。彼女自身も心に傷を抱えていて、それが理由で自分の殻にこもっているようでした。
主人公は診察を通じて縁と接するうちに、少しずつ心を通わせていきます。一か月の実習期間が終わり、広島へ戻ったところに、悲しい知らせが届く——そこから先には、たくさんの謎が隠されていると語られていました。ネタバレを避けるためにそこから先は触れない、という紹介のされ方がほとんどです。
著者にとってこの作品は、初めて本格的に恋愛要素を扱った小説だと紹介されていました。ミステリーとしての驚きの展開も確かにあるものの、それよりも恋愛の切なさを味わう一冊として楽しんだ、という受け取り方が中心でした。
見た範囲では、はっきりと意見が割れる点は出てきませんでした。ただしミステリーとしての衝撃度を期待して読むと、恋愛小説としての側面のほうが強いと感じる可能性はありそうです。
ペキョの小説紹介とかが、研修医と縁の出会いから、実習期間が終わったあとに届く知らせまでを、ネタバレを避けて紹介しています(再生回数は2026年9月時点)。
この作品について語っている動画は、探した範囲ではあまり多くありませんでした。ここでは確かに読んだうえで話されているものだけを参考にしています。