いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本は「イヤミス」というジャンルを確立した元祖の一冊として語られることがとても多いです。読み終えたあと嫌な気持ちになる、ぞわぞわするミステリー、という意味の言葉で、湊かなえさんの代名詞として紹介する人がほとんどでした。
中学校の担任教師が、クラスの生徒たちを前に、自分の娘の死の真相を告白するところから物語が始まります。全6章に分かれていて、それぞれの章で違う登場人物の視点から同じ事件を見ていく構成が特徴で、視点が変わるたびに新しい真実が見えてくる、その積み重ねに引き込まれた、という感想がとても多かったです。
湊かなえさんの数ある作品の中でも代表作として名前が挙がることが多く、ファン同士でベスト作品を選ぶ企画でも必ず候補に入る、という扱われ方でした。一方で「面白いけれど、他にもっと好きな作品がある」という人もいて、代表作だからといって全員のベストというわけではない、という受け止め方もありました。
映画化(2010年、松たか子さん主演)も話題になっていて、原作と映画を両方見た上で感想を語る人も多く見かけました。
| 論点 | 一方 | もう一方 |
|---|---|---|
| 湊かなえ作品の中での位置づけ | 代表作、ベスト作品として真っ先に挙がる | ファンの中には他の作品を上位に挙げる人もいる |
見た範囲で、作品そのものへのはっきりした否定は見つかりませんでした。
本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は、読後感が重い一冊ですが、視点が変わるごとに真相が見えてくる構成の巧みさに引き込まれる作品だと思います。
『告白』はAudibleの聴き放題対象で、再生時間は8時間20分です(2026年9月時点。対象は入れ替わることがあります)。
ナレーターは女優の橋本愛さんです。この作品を声で聴くと、紙とは別の体験になります。
本屋大賞の受賞作でAudibleにあるものの一覧は、ブログ「あの空の下」の本屋大賞の受賞作、Audibleで聴けるのは14作品にまとめています。
いちばん見られているのは、著者・湊かなえさんが出演したテレ東BIZのインタビューで、300万回近く再生されています。作品全体の紹介としては、KAIBASHIRAが「トリハダ本」として本作を取り上げた回が60万回以上、けんご📚小説紹介の湊かなえベスト決定戦も40万回以上見られています。
このほか、探偵推理ミステリーチャンネルの詳しい解説も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。