主人公は、腐という名前の怠け者です。とにかく動きません。物語を進める気配すらない、ここまで筋金入りの主人公は他に見たことがない、と紹介している人が驚きを込めて語っていました。
舞台は京都・八坂神社の祭礼「宵山」です。著者自身、京都の祭りにそれほど詳しくなかったそうですが、この作品を読んで、幻想的でどこか怪しい雰囲気を持つ祭りの魅力を知り、実際に見に行きたくなった、と語っていました。表紙にも描かれている「ぽんぽこ日目」という正義の味方のようなキャラクターと、怠け者の主人公とのやり取りが、物語の中心になっていきます。
アルパカのような姿をした男など、変わった登場人物が次々に現れ、宵山を舞台にさまざまな事件が巻き起こっていく、という筋書きです。狐に化かされているような、現実なのか幻なのか分からない感覚を味わえる作品だ、という感想もありました。
見た範囲では、はっきりと意見が割れる点は出てきませんでした。動きの少ない主人公と幻想的な世界観をどう受け止めるかで、読み進めやすさは変わりそうです。
よむタメ!が、この筋金入りの怠け者主人公の紹介から、宵山という舞台の魅力までを語っています(再生回数は2026年9月時点)。
この作品について語っている動画は、探した範囲では多くありませんでした。ここでは確かに読んだうえで話されているものを参考にしています。