いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本は主人公の魅力から語られることが多いです。舞台は1576年の第一次木津川合戦。織田信長軍と毛利軍が戦うこの戦を、主人公として描くのは武将ではなく、村上海賊の頭領の娘・景(きょう)という女海賊です。当時の美人の基準とは真逆の容姿で「傀(醜女)」と呼ばれながらも、男顔負けの剣の腕を持ち、女性が船に乗ることを禁じられていた時代に自ら船に乗って海賊まがいのことをしていた、という型破りな人物像に惹かれた、という声が目立ちました。
戦国時代の合戦や、村上海賊という水軍の実態が丁寧に描かれている点も評価されていて、歴史の勉強にもなった、という感想がありました。
リーダー論として読んでいる人もいて、村上武吉が家臣に普段から厳しく接する理由や、組織の存続を第一に考える姿勢を、現代のリーダー像に重ねて語る感想もありました。
書店員の方が、今の時代への閉塞感を抱える読者に向けて、この作品を薦めている動画もありました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、女海賊という異色の主人公像と、戦国合戦の迫力ある描写を評価する声が中心でした。
本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は、歴史小説としての迫力と、型破りな主人公の魅力を両方楽しめる一冊だと思います。
いちばん見られているのは、新潮社公式のプロモーションムービーで、6万回以上再生されています。
本の感想では、ペキョの小説紹介とかが主人公の景の魅力を語っていて、書店主によるいわた書店のいわたまの紹介では、著者が4年かけて書き上げた経緯にも触れています。
このほか、リハビリ哲学 ラジオ版のリーダー論としての感想も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。