高校の先輩・小田切孝に出会ったその時から、大谷日向子の思いは12年ものあいだ募り続けます。大学に進学しても、社会人になっても、指先が触れ合うことすらないまま、ただ思い続ける——表題作「袋小路の男」を中心に、同じ男女を視点を変えて描く「小田切孝の言い分」、叔父と姪の文通を描く「アーリオ オーリオ」の3編からなる短編集として紹介されていました。
この作品について語っているYouTube動画は、探した範囲では見つからなかった。 ここでは、書評サイトで紹介されている内容を出典としている。
「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」は、同じ男女の関係をアングルを変えて描いた二編で、恋人とは呼べない男女の微妙な距離感が印象的だと紹介されていました。互いの仕草の意味も癖も知り尽くし、一緒にいれば無言でも構わないほどの関係でありながら、身体を合わせるどころか、手をつないだことさえない——そんな不思議な距離感を持つ関係を、こういう関係もアリだよね、と思わせてくれる作品だという評価が語られていました。
見た範囲では、はっきりと意見が割れる点は出てきませんでした。恋愛関係とは呼べないこの独特の距離感を、もどかしいと感じるか、心地よいと感じるかで、読み味は変わりそうです。
この作品を扱ったYouTube動画は、探した範囲では見つからなかった。個人ブログ「ざきすたいる」などで、12年に渡る片思いという独特の関係の魅力が詳しく紹介されている。