いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本はまず「歩行祭」という行事の設定に驚く人が多いです。北高という進学校で、全校生徒が朝8時から翌朝8時まで80キロを歩き通す、という修学旅行の代わりの伝統行事が舞台になっています。フルマラソン2回分ほどの距離を、2時間ほどの仮眠を挟んで歩き続ける、という設定に「本当にこんな行事があるのか」と驚きながら読んだ、という感想がありました。
読み始めた当初は「なぜこんなに辛そうなイベントを高校生活の重要なものとして描いているんだろう」と疑問に思ったけれど、読み進めるうちに登場人物たちの気持ちに感情移入していった、という感想が印象的でした。甘酸っぱさと汗の匂いが同居する青春小説、という言い方をしている人もいました。
主人公の少年少女が実は異母兄妹であり、そのことを誰にも打ち明けられないまま同じ歩行祭を歩く、という設定が物語の軸になっています。この秘密を抱えた二人の距離感が、読んでいて気まずくもあり切なくもある、という感想を見かけました。
映画化(2006年、多部未華子さん主演)についても触れている人が多く、原作と映画を両方楽しんでいる様子がうかがえました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、独特な設定を生かした青春小説として好意的に受け止められています。
本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は、歩行祭という一風変わった行事を通して、青春時代の秘密や気まずさを丁寧に描いた一冊だと思います。
いちばん見られているのは、AMG公式チャンネルの映画無料配信の紹介で、70万回以上再生されています。
本の感想では、Keita Booksが「究極の青春小説」として紹介していて、長峰大-カエルの井戸端会議-は歩行祭という設定の面白さと、読み進めるうちに引き込まれていく様子を丁寧に話しています。あらすじを詳しく知りたい人には、読書猫の名著案内の紹介も参考になります。
このほか、本の本質を翻訳する人の感想も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。