全作品インデックス
全国書店員が選んだ、いちばん売りたい本
神様のカルテ2

神様のカルテ2

夏川草介 著 / お仕事 / 🎬 映画化

信州の病院に同期の親友が赴任。だが彼は定時で帰る冷徹な医師に。

読者の受け止め方

シリーズ第一作『神様のカルテ』の続編です。主人公は、信州の病院で「24時間365日対応」を掲げて働く医師・栗原一止。慢性的な医師不足の職場で、月に何十時間もの勤務が珍しくない環境に、五年間勤め続けています。夏目漱石を敬愛するあまり言葉遣いがとても古風で、周囲からは「変人」扱いされている人物です。

続編の本作では、一止のもとに同期の親友が赴任してきます。ところがその親友は、定時で必ず帰る、どこか冷徹な医師になっていた——一作目とは違う角度から、地方医療の現場で働く医師たちの姿を描いた物語です。

紹介している人は、一作目『神様のカルテ』について、医療系の小説を読むと、自分がその立場だったらとつい考えながら読んでしまう、と語っていました。夏目漱石の影響を受けた古風な文体に、最初はやや読みにくさを感じたものの、うまく噛み砕かれていて、気づけばあっという間に読み終えていた、という感想です。地方病院にとどまるか、最先端の医療を学べる大学病院に移るか——そうした葛藤が描かれる場面も、印象的なエピソードとして紹介されていました。

分かれる点

見た範囲では、評価が大きく割れる点は出てきませんでした。古風な文体をどう受け止めるかで、最初の読みやすさは変わりそうです。

著者が語っていること

2011年の他のノミネート作

2011年の全10作品を見る →

同じジャンル「お仕事」の大賞受賞作

ジャンル「お仕事」の全作品を見る →

こんなところでも紹介されています

ペキョの小説紹介とかが、シリーズ第一作『神様のカルテ』を先に読んだ経緯とあわせて、地方医療を舞台にしたこのシリーズの魅力を紹介しています(再生回数は2026年9月時点)。

← 2010年2012年 →
※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラム、および楽天アフィリエイトの参加者です。リンクを経由してご購入いただくと、サイト運営者に紹介料が支払われます。
Amazonのアソシエイトとして、本屋大賞ガイドは適格販売により収入を得ています。