いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本は「地味なテーマなのに引き込まれる」という声がとても多いです。辞書作りという、これまであまり小説の題材にならなかった仕事を丁寧に描いた作品で、辞書編集に携わる人たちのまっすぐな情熱に心を打たれた、という感想が目立ちました。
新しい辞書「大渡海」を作るために集められた、不器用だけれど言葉への思いが強い人たちの世代を超えたリレーが物語の軸になっています。何かに一心に打ち込む人を中心に、その周りの人間関係を描く、という著者・三浦しをんさんの作風が、この作品でもよく出ていると話す人がいました。
言葉一つひとつに、それを使う人たちの日々が込められている、という描き方に感心した、という感想も見かけました。辞書は完成したら終わりではなく、少しずつ改訂を重ねていくものだ、という辞書作りそのものへの理解が深まった、という声もありました。
特に好きなジャンルがない人にも、何かに真剣に打ち込んでいる人にも勧めたい、という感想が印象的でした。
映画化・アニメ化もされていて、原作と映像化作品を比べる感想も見かけました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、辞書作りという地味なテーマを丁寧に描いた作品として、好意的に受け止められています。
本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は、辞書という身近だけれど普段は意識しないものの裏側を知ることができる一冊だと思います。
いちばん見られているのは、映画化のときのAsmik Aceの本予告で、60万回以上再生されています。NHKスクエア公式のPR動画もよく見られています。
本の感想では、Mr.Chocolateの工房が辞書作りに携わる人たちの情熱について具体的に語っていて、てつがくちゃんねるは著者・三浦しをんさんの作風全体から本作を位置づけています。