ガラス張りの塔に集められたのは、探偵、医師、料理人、刑事、霊能力者など、一癖も二癖もありそうな面々。それぞれが塔の中の部屋番号で呼ばれる中、次々と事件が起きていきます。帯に並ぶ名だたる作家たちの推薦コメントを見ただけで、これは読まないわけにはいかないと手に取った、という感想を見かけました。
物語を語るのは、ミステリー好きが高じてこの奇妙な館の主となった医師・一条遊馬。作中には江戸川乱歩から島田荘司まで、日本のミステリー史の系譜そのものが登場人物たちの会話に織り込まれていて、読んでいるだけで思わずにやにやしてしまう、というミステリー好きならではの楽しみ方が紹介されていました。犯人を推理する「フーダニット」の仕掛けよりも、「なぜ」「どうやって」に驚かされ続ける構成に、最後まで目が離せなかった、という評価が中心でした。
謎ときの合間に散りばめられたちょっとした違和感が、実はすべて伏線だったと分かる瞬間があり、その仕掛けの緻密さに圧倒された、という声もありました。ミステリーを読み終えて感動して涙が出てきたのは珍しい経験だった、という感想もあり、単なる論理パズルにとどまらない読み応えがあると受け止められていました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、伏線の緻密さと、ミステリーというジャンルそのものへの愛が込められた構成を評価する声が中心でした。
いちばん見られているのは、ハロウィンをテーマにした紹介動画で、日本のミステリー小説の歴史とあわせて作品の魅力が語られています。
このほか、書評動画も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。