カメラマンの新夏(にいか)は、5年付き合った恋人・啓久(ひらく)からプロポーズされ、人生最高の一日を過ごします。しかしその翌朝、啓久が電車内での盗撮事件で警察に捕まったという知らせが入り、幸せは一変する——そんな重い出だしから始まる作品です。初犯で示談が成立したため逮捕は免れたものの、この出来事が2人の関係と周囲の人間関係を大きく揺さぶっていきます。
物語の前半は、口に出せない思いや飲み込んだ言葉が積み重なっていく心理描写が中心で、もどかしさを感じた、という感想を見かけました。一方で、周囲の人たち——啓久の母や姉、新夏の同僚や友人——それぞれの視点から事件がどう受け止められるかが丁寧に描かれていて、立場によって捉え方がこれほど違うのかと驚いた、という声もありました。女性が日常的に感じる、男性に対する漠然とした恐れや違和感が繊細に言語化されている点を評価する感想が目立ちました。
物語の後半、視点が啓久側に移り、被害者の女性が新夏に接触してくるという展開に、先が読めなくなって引き込まれた、という感想もありました。全体を通して、信じることとは何か、どう生きるかを問いかける作品だ、という受け止め方が多く見られました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、前半のもどかしい心理描写を評価する声と、後半の視点転換以降により引き込まれたという声の両方が見られました。
『恋とか愛とかやさしさなら』はAudibleの聴き放題対象で、再生時間は6時間42分です(2026年9月時点。対象は入れ替わることがあります)。
ナレーターは林菜々子さん。青二プロダクション所属の声優・ナレーターで、愛知県出身です。
いちばん見られているのは、おで塾本要約の読書感想で、あらすじと読後の受け止め方が詳しく語られています。
本の感想では、週末ガチ勢44歳サラリーマンの副業VLOGのレビューが、率直な感想を交えながら物語の構成を丁寧に紹介しています。
このほか、本要約チャンネル_耳の書斎の紹介も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。