インターネットにまつわる都市伝説として、「検索してはいけない言葉」というものがあります。そのワードを検索した人は、なぜか次々と不幸な目に遭ってしまう——主人公は、後輩や妻、先輩といった身近な人たちが次々とその言葉を検索し、痛い目に遭っていく様子を目の当たりにします。なぜその言葉を検索しただけで、こんなことになるのか。その謎を追ううちに、主人公たちは巨大なサーバーの正体に迫っていく、という筋書きです。
紹介している人は、複雑そうに見えて、実際に読んでみると案外分かりやすいストーリーだった、と語っていました。上下巻を読み終えた結末について、「意外とすっきりしたハッピーエンドだった」という感想が示されています。
物語の終盤、主人公はインターネットやテレビといったメディアから距離を置き、田舎で妻と静かに暮らす道を選びます。それが「自分たちに一番合っている」という悟りの境地にたどり着く様子が描かれていて、紹介者自身も、たまにはスマートフォンの電源を切って過ごしたくなる、と共感を示していました。この作品が書かれたのは今から十年以上前だとしながら、安易にインターネットに頼りすぎることへの警鐘が込められているように感じた、という受け止め方も語られていました。
見た範囲では、はっきりと意見が割れる点は出てきませんでした。インターネットとの距離の取り方について、自分自身の生活と重ねながら読む読者が多いようでした。
ほんタメが、「検索してはいけない言葉」という設定の面白さから、結末の受け止め方まで紹介しています(再生回数は2026年9月時点)。