いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本はまずスケールの大きさに圧倒された、という声が目立ちます。文庫版で全4巻、合計1200ページを超える大作で、「読み切れるか不安だった」という人が何人もいました。
内容は、帝国に故郷を追われた戦士ヴァンが、謎の病を生き延びた幼子ユナと出会い育てていく一方、若き天才医師ホッサルがその病の正体を追っていく、という2つの視点が交差する物語です。表紙やタイトルから冒険ファンタジーを想像していたけれど、実際は医療・疫病・政治が絡み合う骨太な物語だった、という感想が複数ありました。
アニメ映画化(2022年)まで刊行から長い年月がかかった点も話題になっていて、「物語のスケールが壮大すぎて映像化は不可能と言われていた」という公式の説明に、読んだ人も納得していました。著者自身も映画化されるとは思っていなかったようだ、と紹介する人もいました。
著者の上橋菜穂子さんは『精霊の守り人』シリーズでも知られる作家で、その代表作を思わせる骨太な世界観を評価する声が多く見られました。
| 論点 | 一方 | もう一方 |
|---|---|---|
| 分量 | 全4巻の読み応えを堪能できる | 読み切るのにかなりの時間がかかる |
| ジャンル | 冒険ファンタジーとして楽しめる | 実際は医療・疫病を軸にした骨太な物語 |
見た範囲で、作品へのはっきりした否定は見つかりませんでした。
本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は全4巻とボリュームがありますが、医療ミステリーとしての謎解きの面白さで最後まで読ませる力があると思います。
『鹿の王』はAudibleの聴き放題対象です(2026年9月時点。対象は入れ替わることがあります)。全4巻あり、1巻はナレーターの朗読で聴けます。
ナレーターは荻野晴朗さん。賢プロダクション所属の声優で、『べるぜバブ』の姫川竜也役、『ハイキュー!!』の溝口貞幸役、『進撃の巨人』のデニス・アイブリンガー役などで知られています。
本屋大賞の受賞作でAudibleにあるものの一覧は、ブログ「あの空の下」の本屋大賞の受賞作、Audibleで聴けるのは14作品にまとめています。
いちばん見られているのは、角川書店公式のプロモーションビデオで、10万回以上再生されています。アニメ映画化のときの東宝MOVIEチャンネルの予告もよく見られています。
本の感想では、ペキョの小説紹介とかの「物語が壮大すぎてヤベェ」という紹介と、透堂トキワの書籍紹介が具体的に語ってくれています。
このほか、Masami Bookの24時間読書チャレンジ、角川書店公式の著者インタビュー、このこねこの本紹介チャンネルも見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。