子供が4人しかいない離島で、少年たちがYouTuberになろうとする「#拡散希望」、家庭教師として訪れた家で覚える違和感を描く一編など、現代ならではのテーマを扱う5つの短編を収めたミステリー集です。SNSで「売れすぎて本屋から消えた本」と紹介されているのを見て気になり、田舎の本屋でようやく見つけて読んだ、という感想を見かけました。
短編それぞれに用意されたどんでん返しの完成度が高く、特に1作目の家庭教師の話は、読みながらうっすらと違和感に気づいていたつもりでも、明かされる真相に気持ちよく驚かされた、という声がありました。展開のスピードが速く、短編集でありながら長編を読んだときのような満足感がある、という受け止め方も見かけました。
マッチングアプリや動画配信といった題材の選び方が、今の時代でなければ書けない作品として評価されていました。何にお金を使うかより何に時間を使うかを重視する今の価値観と、短い時間でぎゅっと締まった短編ミステリーという形式が重なって見える、という感想もありました。
とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、5つの短編それぞれに用意されたどんでん返しの完成度と、現代的な題材の選び方を評価する声が中心でした。
いちばん見られているのは、チャレンジンの書評動画で、5つの短編それぞれの読みどころが詳しく語られています(再生回数は2026年9月時点)。