18世紀のロンドン。外科医ダニエルの解剖教室で、手足を切られた少年と顔をつぶされた男の死体が見つかります。捜査にあたるのは、目の見えない治安判事と、その助手たち。ダニエルの弟子たちも巻きこまれながら、事件の真相に迫っていきます。
18世紀のロンドン。外科医ダニエルの解剖教室で、手足を切られた少年と顔をつぶされた男の死体が見つかります。捜査にあたるのは、目の見えない治安判事と、その助手たち。ダニエルの弟子たちも巻きこまれながら、事件の真相に迫っていきます。
退廃的でどこか妖しい、当時のロンドンの空気に引きこまれた、という感想が多い本です。登場人物たちが魅力的で、とくにダニエルの弟子たちと盲目の判事が好き、という声が並びました。最後の逆転が見事に決まっている、とミステリーとしての完成度をほめる人も目立ちます。
カタカナの人名が多く、巻頭の人物表を見ながら読んだという人がいます。翻訳小説のような文体に慣れるまで時間がかかった、という感想もありました。著者の皆川博子さんが80歳を過ぎて発表した作品で、そのことに驚く声もあります。
ブクログでは3,500人以上が本棚に登録しています。評価の平均も高い一冊です。
受賞作・回・年は本格ミステリ作家クラブの「本格ミステリ大賞」のページによります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。