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全国書店員が選んだ、いちばん売りたい本
むかしむかしあるところに、死体がありました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人 著 / ミステリ

日本の有名な昔話を本格ミステリで読み解く。一風変わった、だが緻密なパズル。

読者の受け止め方

誰もが知っている昔話が、本格ミステリーとして生まれ変わった連作短編集です。密室殺人、ダイイングメッセージ、クローズドサークルといった本格ミステリーの技法が、「一寸法師」「花咲かじいさん」「鶴の恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」という5つの昔話に仕込まれていて、書店で表紙を見た瞬間に思わず二度見してしまった、という感想を見かけました。

1話目「三途の川の一寸法師」では、鬼と戦っていた一寸法師が、実は同じ時刻に別の場所で起きた密室殺人事件の容疑者にされてしまいます。鬼の腹の中にいたという鉄壁のアリバイがある一方で、捜査が進むにつれて一寸法師の心に秘められたある計画が明らかになっていく、という展開に引き込まれた、という声がありました。誰もが知っているはずの物語が、まったく違う結末へと導かれていく、ブラックユーモアの効いた仕掛けが各話に共通している、という受け止め方が中心でした。

最終話「絶海の鬼ヶ島」では、桃太郎の物語がクローズドサークルものとして再構築されていて、アガサ・クリスティの有名作へのオマージュになっている点も紹介されていました。昔話がベースになっているため、普段ミステリーを読まない読者にも読みやすく、本格ミステリー好きにも満足のいく仕掛けが散りばめられている、という評価が中心でした。

分かれる点

とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、誰もが知る昔話を本格ミステリーに再構築する発想の斬新さを評価する声が中心でした。

著者が語っていること

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こんなところでも紹介されています

いちばん見られているのは、ネタバレなしで紹介する書評動画で、「一寸法師」の仕掛けと作品全体の魅力が詳しく語られています。

このほか、紹介動画も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。

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