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「物語」の面白さに贈られる賞
白い薔薇の淵まで

白い薔薇の淵まで

中山可穂 著

深夜の書店で出会った会社員のとく子と、若い作家の塁。互いに傷つけ合いながらも離れられない、2人の女性の激しい恋を描きます。

読者の受け止め方

29歳の会社員とく子は、深夜の書店で、24歳の作家・塁と出会います。2人の女性はたちまち激しい恋をし、互いを傷つけ合いながらも離れることができません。

胸が苦しくなるほど切なく、まっすぐな恋愛小説として読まれています。文章が美しい、という感想が多く並びます。自分を抑えられず破滅へ向かっていくのに、どこまでも人間らしい、と受け止めた人もいました。書店での出会いの場面が忘れられない、という声も目立ちます。

分かれる点

最後の場面が現実なのか幻なのか、解釈が分かれています。一部の登場人物の役割がよく分からなかった、という感想もありました。

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