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「物語」の面白さに贈られる賞
閉鎖病棟

閉鎖病棟

帚木蓬生 著

精神科の閉鎖病棟で暮らす、重い過去を抱えた患者たち。精神科医でもある著者が、彼らの日々とある事件を描きます。

読者の受け止め方

精神科の閉鎖病棟で暮らす患者たちの日々を描いた群像劇です。それぞれが重い過去を抱えながら、病院の中で人間らしく生きようとしています。著者の帚木蓬生さんは、精神科医でもあります。

患者たちにも純粋な心がある、とあらためて気づかされた、という感想が多い本です。淡々としていながら温かく、希望を感じさせる語りだ、という声も並びました。最後は涙が止まらなかった、という人が目立ちます。秀丸からの手紙と、その返事の場面をあげる人も多くいました。

分かれる点

登場人物が多く、淡々とした語りなので、一人ひとりの個性がつかみにくかった人もいます。事件は起きますがミステリーではないので、謎解きを期待すると物足りないかもしれません。1999年と2019年の2度、映画になっています。

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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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