女子高生の射守矢真兎が、「グリコ」や「ジャンケン」など子どもの遊びに独自のルールを加えたゲームで、頭脳戦に挑む連作短編集。
女子高生の射守矢真兎が、子どもの遊びをもとにしたゲームで勝負を重ねていく連作短編集です。階段でじゃんけんをする「グリコ」に地雷を仕掛ける表題作のほか、「坊主衰弱」「自由律ジャンケン」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」が収められています。
ルールは単純なのに、読み合いは深い。この緊張感がたまらない、という感想が並びます。漫画ではよく見る頭脳戦を、小説でここまでやるのは新鮮だった、という声もありました。人気が高いのは「自由律ジャンケン」で、先の読めない展開が痛快だったという人が多くいます。
主人公が知略で上回るというより、相手のミスで勝っている場面がある、と感じた人がいます。最終話「フォールーム・ポーカー」はルールが複雑になりすぎた、という声もありました。ゲームのルールを頭の中で追うのが苦手だと、少し疲れるかもしれません。
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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。