1941年、日米開戦の直前。日系人のスパイ・ケニー斉藤は、択捉島の単冠湾に集まる艦隊の情報を探るため、日本に潜入します。
1941年12月、日米開戦の直前。アメリカで育った日系人のスパイ、ケニー斉藤は日本に潜入し、択捉島の単冠湾に集まっている海軍の艦隊の情報を、アメリカへ送ろうとします。太平洋戦争を舞台にした佐々木譲さんの三部作の、2作目にあたります。
スパイ活動の緊迫感と、歴史の手ざわりを楽しんだ人が多い本です。長いのに一気に読ませる、という感想が並びます。複雑な事情を抱えた登場人物たちの人間味が心に残った、という声もありました。北海道から択捉島へ渡る逃避行の場面をあげる人が目立ちます。
後半で少しトーンが下がる、と感じた人がいます。終わり方があっけない、主人公とヒロインが出会うまでが長い、という感想もありました。
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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。