息子の不祥事で大森署の署長に左遷されたキャリア官僚・竜崎伸也。着任してすぐ、立てこもり事件の指揮を執ることになります。「隠蔽捜査」シリーズの2作目。
東大法学部出身のキャリア官僚・竜崎伸也は、息子の不祥事の責任をとる形で、大森署の署長に飛ばされます。着任してまもなく、管内で強盗事件と立てこもり事件が起き、竜崎は現場の指揮を執ることになります。「隠蔽捜査」シリーズの2作目です。
原理原則をまっすぐ貫く竜崎がかっこいい、痛快だった、という感想がずらりと並びます。一気に読んだ、という人も多く、シリーズの中でもとくに評価の高い一冊です。妻が入院して家のことが回らなくなり、竜崎があたふたする場面に人間味を感じた、という声もありました。
融通のきかない竜崎の性格は、好き嫌いが分かれます。家族への向き合い方が冷たく見える場面もありました。1作目の『隠蔽捜査』から読むと、竜崎が大森署に来た理由がよく分かります。
ブクログでは4,500人以上が本棚に登録し、430件を超える感想が寄せられています。評価の平均も高い作品です。
受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。