若い女性を狙い、殺したあとに人差し指を切り取っていく連続殺人犯。世間は犯人を「指蒐集家」と呼びます。警視庁捜査一課の刑事・西條輝司は捜査にのめりこむうちに一線を越え、警察の中の対立にも巻きこまれて、追いつめられていきます。
分厚い本なのにあっという間に読んでしまった、という感想が多く並びます。謎解きと人間ドラマが一体になっている、と受け止めた人が多く、刑事たちの嫉妬や意地のぶつかり合いを群像劇として楽しんだ人もいました。優秀な刑事だった西條が、転げ落ちていく姿が強く印象に残った、という声も目立ちます。
犯人の見当が早い段階でついた、という人がいます。主人公の私生活のふるまいに共感しにくかった、という感想もありました。続編『宿命と真実の炎』もあり、あわせて読んだ人が多いようです。
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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。