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本格ミステリの書き手たちが、投票で選ぶ賞
蝉かえる

蝉かえる

櫻田智也 著

昆虫が大好きな心やさしい青年・魞沢泉が、旅先で出会う事件の謎を解いていく5編の連作集です。表題作では、16年前の震災のときに目撃された、行方不明の少女の幽霊の話が語られます。どの話にも、人の悲しみや思いやりが隠れています。

読者の受け止め方

昆虫が大好きな心やさしい青年・魞沢泉が、旅先で出会う事件の謎を解いていく5編の連作集です。表題作では、16年前の震災のときに目撃された、行方不明の少女の幽霊の話が語られます。どの話にも、人の悲しみや思いやりが隠れています。

さりげなく、それでいて洗練された文章がいい、という感想が多く並びます。飄々としているのに真剣な魞沢のキャラクターが愛おしい、という声も目立ちました。謎解きと人の気持ちのバランスがとてもいい、と受け止めた人がいます。表題作の反転や、「彼方の甲虫」のひと言が心に残ったという感想もありました。

分かれる点

虫が苦手な人には、昆虫の描写が気になるかもしれません。派手さがなく地味に感じた、という人もいます。前作『サーチライトと誘蛾灯』から読むと、魞沢の人柄がより分かります。

前後の回の本格ミステリ大賞受賞作

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ブクログでは文庫版で1,600人以上が本棚に登録しています。日本推理作家協会賞とあわせて2つの賞を受けました。

受賞作・回・年は本格ミステリ作家クラブの「本格ミステリ大賞」のページによります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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