慶応3年の京都。尾張藩士の鹿野師光は、のちに初代の司法卿となる江藤新平と出会います。維新の志士の不審な死、密室での刺殺、処刑直前の毒殺。時代が大きく変わる中で起きた不可解な事件を、論理で解いていく5編の連作集です。
慶応3年の京都。尾張藩士の鹿野師光は、のちに初代の司法卿となる江藤新平と出会います。維新の志士の不審な死、密室での刺殺、処刑直前の毒殺。時代が大きく変わる中で起きた不可解な事件を、論理で解いていく5編の連作集です。
時代小説とミステリーが見事に溶け合っている、という感想が並びます。信念の違う2人がぶつかり合いながら事件に向き合う構成がいい、という声も目立ちました。新人賞を受けた「監獄舎の殺人」と、最後の「そして、佐賀の乱」の名前がよくあがります。
最終話の結末に、後味の悪さや割り切れなさを感じた人がいます。本格ミステリーとしては難しすぎないので、歴史ものが好きな人にも入りやすい、という声もありました。
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受賞作・回・年は本格ミステリ作家クラブの「本格ミステリ大賞」のページによります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。