IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久が、明治の作家・黒岩涙香が遺したとされる暗号に挑みます。鍵になるのは、いろは48文字をすべて一度ずつ使って作られた「いろは歌」の数々。日本語の仕掛けをとことん突きつめた、言葉のミステリーです。
IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久が、明治の作家・黒岩涙香が遺したとされる暗号に挑みます。鍵になるのは、いろは48文字をすべて一度ずつ使って作られた「いろは歌」の数々。日本語の仕掛けをとことん突きつめた、言葉のミステリーです。
作中に出てくるいろは歌の数と出来栄えに圧倒された、という感想が多い本です。「日本語にこんな可能性があったのか」「超絶技巧」という声が並びました。暗号ミステリーの名作だ、と受け止めた人もいます。
事件の謎解きより暗号が主役で、ミステリーとしては薄いと感じた人がいます。前半の蘊蓄が長く、古典や遊戯の知識がないとつらい、という感想もありました。評価の平均は高くありませんが、言葉遊びが好きな人には強く刺さる一冊です。
ブクログでは文庫版で930人以上が本棚に登録しています。
受賞作・回・年は本格ミステリ作家クラブの「本格ミステリ大賞」のページによります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。