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博士の愛した数式

博士の愛した数式

小川洋子 著 / ヒューマン / 🎬 映画化

記憶が80分しか持たない天才数学博士と、家政婦と息子の、素数で結ばれた愛。

読者の受け止め方

いくつかのYouTubeの感想を見ましたが、この本は「第1回本屋大賞」の受賞作として紹介されることがとても多いです。本屋大賞そのものがこの年に始まった賞で、その記念すべき第1回の大賞がこの作品だった、という位置づけに触れる人がほとんどでした。

交通事故の後遺症で新しい記憶が80分しかもたなくなった数学者「博士」と、彼の家に通う家政婦、そしてその息子(博士が「ルート」と呼ぶ少年)との交流を描いた物語です。博士が家政婦の靴のサイズを聞いて「素晴らしい、4の階乗だ」と答える場面や、電話番号を素数の個数と結びつける場面など、数字を通したやり取りが印象に残った、という感想をよく見かけました。

博士は人と継続した時間を共有できないぶん、数学という時間を超えて変わらないものを介して人とつながろうとする、という構造そのものが巧みだ、という語り方をしている人もいました。数学が苦手な人でも、数式の意味が分からなくても楽しめる、という感想も多かったです。

発表から20年以上たったいまも読み継がれていて、2005年には寺尾聰さんと深津絵里さん主演で映画化もされています。

分かれる点

とくにはっきり分かれる点は見当たりませんでした。見た範囲では、数学と人のつながりを結びつけた構成を評価する声が中心でした。

著者が語っていること

運営者の視点

本屋大賞の受賞作は毎年ひと通り読んでいます。この作品は、記憶という制約を逆手に取り、数学を人と人をつなぐ言葉として描いた発想が印象に残る一冊だと思います。

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こんなところでも紹介されています

いちばん見られているのは、妻は読書家。Kenei Filmの紹介動画で、1万回以上再生されています。第1回本屋大賞受賞作という位置づけや、映画化の経緯まで丁寧に紹介されています。

本の感想では、長峰大-カエルの井戸端会議-が、博士が数学を介して人とつながろうとする構造の巧みさを語っていて、このこねこの本紹介チャンネルは靴のサイズや電話番号のエピソードを交えながらあらすじを紹介しています。

このほか、文学で人生迷走チャンネル【Podcast】の感想も見て、このページをまとめました(再生回数は2026年9月時点)。

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