唐の都・長安で、腹を十文字に切り裂かれ、内臓を抜き取られた死体が次々に見つかります。捜査は道教の思想へとつながっていき、鍵を握るのは、奴隷の身分でありながら仙人の伝説を思わせる不思議な少年、「崑崙奴」でした。
唐の都・長安で、腹を十文字に切り裂かれ、内臓を抜き取られた死体が次々に見つかります。捜査は道教の思想へとつながっていき、鍵を握るのは、奴隷の身分でありながら仙人の伝説を思わせる不思議な少年、「崑崙奴」でした。
入り組んだ謎が、無理なくひとつにまとまっていく、という感想が並びます。唐の都の世界観に引きこまれ、最後まで飽きなかった、という声も目立ちました。登場人物が魅力的だ、という人もいます。序盤のあとしばらく影の薄かった崑崙奴が、終盤ですべてを持っていった、という感想もありました。
あとから出てくる情報が多く、推理するというより事件に振り回される感じがした、という人がいます。道教や時代背景の蘊蓄が長いと感じた人もいました。著者の古泉迦十さんにとって、久しぶりの新作として話題になった一冊です。
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受賞作・回・年は日本推理作家協会の「推理作家協会賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。