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ミステリー作家が選ぶ、その年のすぐれた作品
乱反射

乱反射

貫井徳郎 著

強風の日、倒れた街路樹の下敷きになって、幼い子どもが亡くなります。新聞記者の父親は、事故の本当の原因を追いはじめます。見えてきたのは、多くの人たちの、ほんの小さな身勝手の積み重ねでした。

読者の受け止め方

強風の日、倒れた街路樹の下敷きになって、幼い子どもが亡くなります。新聞記者の父親は、事故の本当の原因を追いはじめます。見えてきたのは、多くの人たちの、ほんの小さな身勝手の積み重ねでした。事故の日へ向かってカウントダウンしていく構成の長編です。

構成がみごとで、ページをめくる手が止まらなかった、という感想が並びます。小さなモラル違反が積み重なる怖さが身にしみた、という声が目立ちました。登場人物のだれかに自分を重ねてしまい、他人事と思えなかった、という人も多くいます。

分かれる点

前半が長く、登場人物も多いので、読むのが苦しくなった人がいます。法では裁けない罪をめぐる話なので、すっきりしない読後感が残ります。

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受賞作・回・年は日本推理作家協会の「推理作家協会賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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