ビデオジャーナリストの伏見が暮らす鳴川市で、いたずら事件が続き、やがて陶芸家が殺されます。現場には「道徳の時間を始めます」という言葉が残されていました。同じころ伏見は、13年前に起きたある事件のドキュメンタリー撮影を頼まれます。
ビデオジャーナリストの伏見が暮らす鳴川市で、いたずら事件が続き、やがて陶芸家が殺されます。現場には「道徳の時間を始めます」という言葉が残されていました。同じころ伏見は、13年前に起きたある事件のドキュメンタリー撮影を頼まれます。その事件にも、同じ言葉が関わっていました。
謎が謎を呼ぶ展開で一気に読んだ、という感想が並びます。人の心の細かな動きを描く文章が美しい、という声もありました。善悪や良心について深く考えさせられた、という人も目立ちます。
会話の話し手が誰なのか分かりにくい、という声があります。犯人の動機が弱い、入り組みすぎていてもやもやが残る、という感想もありました。文庫化のときに大きく書き直されています。
ブクログでは790人以上が本棚に登録しています。著者の呉勝浩さんは、のちに『スワン』で日本推理作家協会賞を受賞しました。
受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。