中学3年生で合唱部の部長をしている岡聡実は、ある日、ヤクザの成田狂児に声をかけられ、歌を教えてほしいと頼まれます。組のカラオケ大会で最下位になると、組長に下手な刺青を彫られてしまうというのです。聡実は毎週のようにカラオケに連れていかれ、しぶしぶ歌の指導をすることになります。
ヤクザと中学生がカラオケで歌の練習をする、という思いもよらない組み合わせに引きつけられた人がたくさんいます。会話の間やコマの運びが軽く、何度も笑った、という感想が目立ちました。
笑える話でありながら、声変わりの時期を迎えた聡実の不安や、聡実と狂児の妙な友情がていねいに描かれている、という声もあります。好きな曲と得意な曲は違う、という作中の言葉が心に残ったと書いた人もいました。1冊で終わるので、気軽に手に取れます。
ヤクザが中学生を連れ回す話なので、設定を聞いただけではおもしろさが想像しにくい、という人もいます。実写映画から入った人のなかには、映画と原作で聡実の性格の見え方が違う、と感じた人もいました。続編の『ファミレス行こ。』も出ています。
ブクログでは7,000人以上が本棚に登録しています。
順位はマンガ大賞公式サイトの「過去のマンガ大賞・ノミネート作品」によります。感想のまとめは2026-09-29に確認したものです。