全作品インデックス
「物語」の面白さに贈られる賞
ゲームの王国

ゲームの王国

小川哲 著

1950年代から70年代のカンボジア。ポル・ポト政権の時代を生きる少女ソリヤと少年ムイタックを軸に描く、上下巻の長編。

読者の受け止め方

1956年から1978年ごろのカンボジアが舞台です。ポル・ポト政権のもとで多くの命が奪われていく時代を、少女ソリヤと少年ムイタックの2人を中心に描いています。上下巻の長編で、下巻では時代が大きく飛びます。

歴史とSFがこれほど溶け合う小説は珍しい、という感想が多い本です。重いのに引きこまれた、という声が並びます。「輪ゴム」や「泥」と呼ばれるような、くせの強い登場人物たちが忘れられない、という人もいました。上巻の終わり、ソリヤとムイタックが再会する場面をあげる人も目立ちます。

分かれる点

登場人物が多く、名前を覚えるのが大変です。上巻はSFの要素が少なく、「歴史小説では」と感じた人もいました。処刑などの残酷な場面もあり、重すぎると感じた人もいます。

前後の回の山本周五郎賞受賞作

山本周五郎賞の歴代受賞作をすべて見る →

こんなところでも紹介されています

ブクログでは文庫の上巻だけで2,900人以上が本棚に登録しています。日本SF大賞も受賞しています。

受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラム、および楽天アフィリエイトの参加者です。リンクを経由してご購入いただくと、サイト運営者に紹介料が支払われます。
Amazonのアソシエイトとして、文学賞ガイドは適格販売により収入を得ています。
↑