税理士の栗須栄治は、人材派遣会社の社長・山王耕造の秘書となり、馬主の世界に足を踏み入れます。父から子へ、馬の血と人の思いが受け継がれる20年の物語。
税理士の栗須栄治は、人材派遣会社の社長・山王耕造の秘書になり、競走馬の馬主の世界に深く関わっていきます。父から息子へ、そして馬の血統へ。20年にわたって受け継がれていくものを、秘書の目から語る長編です。
競馬に興味がなくても引きこまれた、という感想がとても多い本です。馬の話であると同時に、親から子への継承を描いた人間ドラマとして胸に響いた、という声が並びます。レースの場面が熱い、という人も多く、最後の1ページの仕掛けに唸った、という感想もありました。
語り手の口調が独特で、なじめなかったという人がいます。レースの描写があっさりしていると感じた人や、後半で少し失速したと感じた人もいました。2025年にはテレビドラマにもなっています。
ブクログでは9,200人以上が本棚に登録し、780件を超える感想が寄せられています。
受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。