商社で働く30歳の志村栄利子は、同じ年の主婦ブロガー丸尾翔子と偶然知り合い、友だちになります。ところが、栄利子の執着がだんだん強くなり、2人の関係は思いもよらない方向へ進んでいきます。
女性同士の友情の複雑さを、容赦なく描いた本として読まれています。心がえぐられた、怖いもの見たさでページをめくってしまった、という感想が並びます。人と距離をとるのが下手な栄利子に、自分の一部を見たという人もいました。
気持ち悪くなって途中でやめたくなった、共感できる人物が一人もいない、という感想もあります。ブログから相手の居場所を探し出す場面など、ぞっとする描写が多いので、苦手な人は注意したほうがよさそうです。高校生直木賞も受賞していて、若い読者にも読まれています。
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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。