全作品インデックス
ミステリー作家への登竜門
写楽殺人事件

写楽殺人事件

高橋克彦 著

江戸時代、わずか10か月ほどの間に多くの役者絵を残して姿を消した浮世絵師・東洲斎写楽。その正体をめぐる謎を追う大学の助手・津田のまわりで、浮世絵の世界の人々が次々に殺されていきます。美術史の謎と、現代の事件が絡み合う長編です。

読者の受け止め方

江戸時代、わずか10か月ほどの間に多くの役者絵を残して姿を消した浮世絵師・東洲斎写楽。その正体をめぐる謎を追う大学の助手・津田のまわりで、浮世絵の世界の人々が次々に殺されていきます。美術史の謎と、現代の事件が絡み合う長編です。

写楽の正体と殺人事件の真相、2つの謎を二重に楽しめた、という感想が多い本です。謎のヴェールが一枚ずつはがされていく過程が止まらない、という声も並びました。ばらばらに知っていた歴史の知識がつながっていく快感をあげる人もいます。

分かれる点

登場人物が多く、浮世絵の知識がないと混乱しやすい、という声があります。浮世絵の謎解きの面白さに比べて、殺人事件の部分が物足りないと感じた人もいました。著者の高橋克彦さんは、のちに『緋い記憶』で直木賞を受賞しています。

前後の回の江戸川乱歩賞受賞作

江戸川乱歩賞の歴代受賞作をすべて見る →

こんなところでも紹介されています

ブクログでは講談社文庫版で1,000人が本棚に登録しています。

受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラム、および楽天アフィリエイトの参加者です。リンクを経由してご購入いただくと、サイト運営者に紹介料が支払われます。
Amazonのアソシエイトとして、文学賞ガイドは適格販売により収入を得ています。
↑