舞台は私立の女子高校、精華女子高校です。生徒指導の教師が、校内の更衣室で青酸による中毒で死んでいるのが見つかります。「マシン」とあだ名される冷静な数学教師・前島は、自分も命を狙われていると感じながら、事件の真相を探ります。
舞台は私立の女子高校、精華女子高校です。生徒指導の教師が、校内の更衣室で青酸による中毒で死んでいるのが見つかります。「マシン」とあだ名される冷静な数学教師・前島は、自分も命を狙われていると感じながら、事件の真相を探ります。やがて、体育祭の日に第2の事件が起こります。東野圭吾さんのデビュー作です。
デビュー作とは思えない完成度だ、という感想が多く並びます。緻密なトリックと、複数の謎がきれいに回収される構成をほめる声が目立ちました。女子高の空気や、生徒たちの心の揺れの描き方がうまい、という人もいます。題名の意味が分かるラストが胸に残った、という感想もありました。
40年近く前の作品なので、女子高生の言葉づかいや価値観に時代を感じるという声があります。犯人の動機に共感しにくい、後味が悪い、と感じた人もいました。今の感覚では受け入れにくい描写もあります。
ブクログでは1万9,000人以上が本棚に登録し、1,300件を超える感想が寄せられています。江戸川乱歩賞の受賞作の中で、いちばん多く読まれている一冊です。
受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。