ミステリと言う勿れ
田村由美 著 / 小学館
冬のある日、大学生の久能整がアパートでカレーを作っていると、警察官がやってきます。近所で起きた殺人事件の容疑者として、任意同行を求められたのです。取調室で整は、刑事たちを相手に思ったことを淡々と話しはじめます。その言葉が、事件だけでなく、刑事たちの抱える悩みまで解きほぐしていきます。
読者の受け止め方
事件の謎を解く話でありながら、整が話す言葉のほうに引かれた、という人がたくさんいます。自分とは違う見方なのに、なぜか納得してしまう、という感想が目立ちました。当たり前だと思っていたことを考え直すきっかけになった、と書く人もいます。
深く考えさせられるのに、読んでいて気持ちが重くならない、という声もありました。普段は漫画を読まないのにタイトルが気になって手に取った人や、ドラマを見てから原作に入った人も多くいます。1巻を何度も読み返した、という人もいました。
分かれる点
整がどうしてそこまで見抜けるのか、少し不思議に思った人もいます。謎解きの面白さを期待すると、話の中心が整の語りにあることに戸惑うかもしれません。テレビドラマになっています。
同じ年のマンガ大賞
マンガ大賞2019(この作品は2位)
- 大賞 彼方のアストラ — 篠原健太
- 3位 ブルーピリオド — 山口つばさ
- 4位 違国日記 — ヤマシタトモコ
- 5位 サザンと彗星の少女 — 赤瀬由里子
- 6位 北北西に曇と往け — 入江亜季
- 7位 金剛寺さんは面倒臭い — とよ田みのる
- 8位 メタモルフォーゼの縁側 — 鶴谷香央理
- 9位 ハクメイとミコチ — 樫木祐人
- 10位 凪のお暇 — コナリミサト
- 11位 ダンジョン飯 — 九井諒子
- 12位 ゴールデンゴールド — 堀尾省太
- 13位 1122 — 渡辺ペコ
マンガ大賞2020(この作品は6位)
- 大賞 ブルーピリオド — 山口つばさ
- 2位 SPY×FAMILY — 遠藤達哉
- 3位 スキップとローファー — 高松美咲
- 4位 波よ聞いてくれ — 沙村広明
- 5位 水は海に向かって流れる — 田島列島
- 7位 夢中さ、きみに。 — 和山やま
- 8位 チェンソーマン — 藤本タツキ
- 9位 まくむすび — 保谷伸
- 10位 違国日記 — ヤマシタトモコ
- 11位 僕の心のヤバイやつ — 桜井のりお
- 12位 あした死ぬには、 — 雁須磨子
マンガ大賞の歴代大賞作・ノミネート作をすべて見る →
こんなところでも紹介されています
ブクログでは1巻だけで6,300人以上が本棚に登録しています。ミステリと言う勿れは2019年と2020年の2回、マンガ大賞のノミネート作に選ばれました。
順位はマンガ大賞公式サイトの「過去のマンガ大賞・ノミネート作品」によります。感想のまとめは2026-09-29に確認したものです。
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