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新人の純文学に贈られる賞
爪と目

爪と目

藤野可織 著 / 新潮

父の再婚相手を、三歳の娘が「あなた」と呼んで語っていく作品。静かで怖い話として知られます。

読者の受け止め方

母を亡くした「わたし」の家に、父の再婚相手がやってきます。語り手の「わたし」は3歳の子ども。そして「わたし」は、父の再婚相手のことを「あなた」と呼んで、その人のことを語っていきます。表題作のほかに「ちびっこ広場」「しょう子さんが忘れていること」が入っています。

終始不気味で、確かにぞっとする何かがある、という感想が多い本です。3歳の子どもが、大人の「あなた」のことを、なぜこんなに細かく知っているのか。その違和感が最後までつきまとい、最後の場面で背筋が寒くなった、という人がたくさんいます。派手な展開があるわけではないのに、目が離せない、という声もありました。

分かれる点

「あなた」と呼びかける書き方や、3歳の子どもが語るという設定になじめなかった、という人もいます。怖い話として期待すると、はっきりしたホラーではないことに戸惑うかもしれません。短いので、じわりとした怖さを味わいたいときにどうぞ。

前後の回の芥川賞受賞作

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こんなところでも紹介されています

ブクログに感想が寄せられています。

受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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