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新人の純文学に贈られる賞
時が滲む朝

時が滲む朝

楊逸 著 / 文學界

中国の村から大学に進んだ2人の若者が、天安門事件のあと、それぞれの道を歩いていく話です。

読者の受け止め方

1988年、中国の大学に入った浩遠と、親友の志強。希望に満ちた学生生活を送っていた二人は、やがて当時の学生運動に加わり、大学を追われることになります。思い描いていた未来とは違う道を歩むことになった二人の、その後の人生が、中国から日本へと舞台を移しながら描かれます。日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受けた作品としても知られています。

朝の風景の描写が美しい、という感想が多く見られます。テレサ・テンや尾崎豊の歌が出てきて、時代の空気が伝わってくる、という声もありました。理想を追いかけた若者が、現実の生活とどう折り合いをつけていくのか。その姿を正面から描いている、と受け止めた人が多いようです。

分かれる点

日本語の表現にぎこちなさを感じた、という声があります。人生の転機の場面が駆け足で、もう少しふくらませてほしかった、という人もいました。当時の中国の状況を知っているかどうかでも、読みやすさが変わりそうです。

前後の回の芥川賞受賞作

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こんなところでも紹介されています

ブクログに感想が寄せられています。

受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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