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新人の純文学に贈られる賞
終の住処

終の住処

磯崎憲一郎 著 / 新潮

ある男と妻の、結婚してからの長い年月を、時間を大きく飛び越えながら描いた作品です。

読者の受け止め方

30歳を過ぎて結婚した男と、その妻の、20年ほどにわたる結婚生活の話です。どこかぎこちないまま始まった夫婦の暮らしは、あるときから11年ものあいだ、ほとんど口をきかない時期を迎えます。そのあいだにも、仕事があり、子どもが育ち、家を建てる話が進んでいく。何十年という時間が、驚くほどの速さで流れていきます。

好きだという人は、平凡な人生の重さや、時間の流れそのものを描いたところに惹かれています。現実から少し浮いたような、不思議な手触りのある文章がいい、という声もありました。

分かれる点

正直なところ、評価はかなり低めです。何が言いたいのか分からなかった、印象に残らなかった、主人公に気持ちを重ねられなかった、という感想が多く並びます。長く結婚生活を送っている人が読むと、違った受け止め方になるかもしれません。短い作品なので、自分に合うかどうか試してみる読み方もできます。

前後の回の芥川賞受賞作

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こんなところでも紹介されています

ブクログに300件を超える感想が寄せられていて、評価は低めに割れています。

受賞の回・出版社(掲載誌)は日本文学振興会の受賞者一覧によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。

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