主人公の村上真介は、リストラを請け負う会社で働く33歳の面接官です。企業から頼まれて、さまざまな職場の社員と面談し、希望退職へと導いていきます。「怒り狂う女」「旧友」など、1話ごとに面談の相手が替わる連作短編集です。
重いテーマなのにテンポがよく、読後はむしろ爽快だった、という感想が多い本です。働くことや人生について考えさせられた、という声も並びました。厳しい話の中に人間味がある、と受け止めた人が目立ちます。シリーズとして続編も出ています。
リストラを外の会社に任せる設定が現実的でない、と感じた人がいます。結局何を伝えたいのか分からなかった、という感想もありました。主人公と女性たちとの関係の描き方は、好みが分かれています。
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受賞作・回・年は新潮社の「山本周五郎賞 過去の受賞作」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。