死刑囚の樹原亮は、事件が起きた時間の記憶を失っています。その無実を証明するため、刑務官の南郷と、前科を背負った青年・三上が調査を始めます。刑が執行されるまでの時間は限られていて、手がかりは死刑囚がかすかに思い出した「階段」の記憶だけでした。
死刑囚の樹原亮は、事件が起きた時間の記憶を失っています。その無実を証明するため、刑務官の南郷と、前科を背負った青年・三上が調査を始めます。刑が執行されるまでの時間は限られていて、手がかりは死刑囚がかすかに思い出した「階段」の記憶だけでした。著者の高野和明さんのデビュー作です。
一気に読まずにいられない疾走感をほめる感想が多く並びます。重いテーマなのに読みやすく、娯楽としても面白い、という声が目立ちました。伏線の回収とどんでん返しが見事だ、という人も多くいます。南郷と三上、それぞれの心の描き方が深い、という感想もありました。
序盤の重苦しい空気に耐えられなかった人がいます。トリック重視の本格ミステリーを期待すると、社会派のドラマの色が強く感じられるかもしれません。2003年に映画になりました。
ブクログでは1万8,000人以上が本棚に登録し、1,900件を超える感想が寄せられています。評価の平均もとても高く、江戸川乱歩賞の受賞作の中でとくに多く読まれている一冊です。
受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。