刑務所で知り合った3人の男が、出所後の資金を手に入れるため、紀州の大富豪・柳川とし子刀自の誘拐を計画します。ところが人質になった82歳の刀自は、身代金を100億円に引き上げるよう言い出し、誘拐劇の主導権を握ってしまいます。
刑務所で知り合った3人の男が、出所後の資金を手に入れるため、紀州の大富豪・柳川とし子刀自の誘拐を計画します。ところが人質になった82歳の刀自は、身代金を100億円に引き上げるよう言い出し、誘拐劇の主導権を握ってしまいます。
痛快で、何度も笑った、という感想が多い本です。獅子の風格と狐の抜け目なさを合わせ持つような刀自のキャラクターに、すっかりほれこんだという声が並びました。安心して読めるのに、最後までどきどきが続く、という人も目立ちます。100億円をどうやって受け渡すのか、という展開がいちばんの読みどころです。
言い回しに古さを感じ、読みにくかったという人がいます。誘拐の狙いが早めに見えてしまう、という感想もありました。1991年に映画になっています。
ブクログでは2,100人以上が本棚に登録しています。評価の平均もとても高い作品です。
受賞作・回・年は日本推理作家協会の「推理作家協会賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。