市原の交通刑務所の中で、受刑者のひとりが殺されます。遺体は、奇妙な「前へならえ」の姿勢をとっていました。同じころ、別の受刑者が刑務所から姿を消します。塀の中の密室で起きた事件は、やがて外の世界の思わぬ出来事へとつながっていきます。
市原の交通刑務所の中で、受刑者のひとりが殺されます。遺体は、奇妙な「前へならえ」の姿勢をとっていました。同じころ、別の受刑者が刑務所から姿を消します。塀の中の密室で起きた事件は、やがて外の世界の思わぬ出来事へとつながっていきます。
緻密なトリックと意外な展開をほめる感想が並びます。視点が切り替わるたびに緊張が高まる構成がいい、という声もありました。最後にしっかり落としたうえで、さらにもうひとひねりある、という人も目立ちます。文庫版では最後に章が加わり、どんでん返しが追加されています。
登場人物が多く、視点がくるくる変わるので、読みにくい、感情移入しにくいという声が多くあります。要素を詰めこみすぎて話の軸が見えにくい、と感じた人もいました。
ブクログでは文庫版で1,400人以上が本棚に登録しています。
受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。