植物学を学ぶ兄の仁木雄太郎と、音楽大学に通う妹の悦子。2人が下宿することになった医院で、入院患者やその家族が次々に姿を消し、事件が起こります。現場に出没する一匹の黒猫が、謎の鍵を握っていました。
植物学を学ぶ兄の仁木雄太郎と、音楽大学に通う妹の悦子。2人が下宿することになった医院で、入院患者やその家族が次々に姿を消し、事件が起こります。現場に出没する一匹の黒猫が、謎の鍵を握っていました。江戸川乱歩賞が長編の公募になって最初の受賞作です。
古さを感じさせない、魅力のあるストーリーだという感想が多く並びます。兄妹の軽やかでさわやかな会話と、ユーモアを交えた展開が楽しい、という声も目立ちました。謎解きミステリーの醍醐味が詰まっている、という人もいます。
防空壕など昭和の時代ならではの言葉や設定が、今の読者には分かりにくいという声があります。登場人物の行動や決着のつけ方に、今の感覚とのずれを感じた人もいました。著者の仁木悦子さんは「日本のクリスティ」とも呼ばれました。
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受賞作・回・年は日本推理作家協会の「江戸川乱歩賞一覧」によります。感想のまとめは2026-09-27に確認したものです。